心理カウンセラー資格について
現在のところ、カウンセラーになる為の資格として、医師や看護師といったような国家が認定する資格は定められておりません。
そして、様々な機関が、独自の審査において、様々な資格を認定している状態です。
このページに、資格と認定機関一覧の表をつくろうとも思ったのですが、あまりにも、その数が多く、無意味に思えたので、やめることにしました。
5年ほど前に、臨床心理士の資格を取ることができる大学院を受験する為の予備校の説明会に出席した事があります。
そこで説明を担当した方の言葉は、衝撃的でした。
大学院受験時に、入学した後に何を研究したいかということを書いて提出するそうなのですが、それに対するアドバイスが、「臨床(つまり、カウンセリング)をしたいと書けば落とされるので、決して書かないこと」ということだったのです。
理由は、多くの大学院には、臨床を行う場がないということが背景にあるということでした。
結局のところ、カウンセラーを選ぶ為に、資格や認定機関を検証しても、その資格を取得する為に、どの程度の勉強をしたかは推測できても、カウンセリングの能力を評価するのは難しいということだと思います。
資格の種類よりも、カウンセリング経験(ケース数・年数など)や人柄・考え方・姿勢などの方が、判断材料になるのかもしれません。
心理カウンセラー・カウンセリングルームの選び方
料金について
まず、はじめに、利用者がカウンセリングを受けるにあたって、自分自身がカウンセリングにかけても良い費用 の範囲をきちんと決めておくことが大切です。
カウンセリングの料金は、
- 高いから良い、安いから悪い
- 高いから悪い、安いから良い
というものではありません。
ですから、まずは、自分の予算に合うカウンセラーやカウンセリングルームの中から、ここでカウンセリングを受けてみたいと思えるところを探す努力をしてみて下さい。
参考までに、私の認識している現在のカウンセリングの相場は、少し幅がありますが、1時間 あたり6,000円~12,000円です。
利用者のリスクを下げる為に、一括前払いのところは避け、都度払いのところを選ぶのも一つの方法です。また、キャンセル料の要・不要や、場所によっては、「満足いかなかったら料金は返却する」なんてところもあることも知っておくと良いでしょう。
少し、高いと感じる方もおられるかもしれませんが、カウンセラーも生活をしなければならないという事情があるということも分かってあげて欲しいと願っています。
人で選ぶか組織で選ぶか
自分は何を信頼の基準としたいのかを自覚しておく事は大切かもしれません。
何となくカウンセリングを受ける場所を探すという感じにすると、ホームページの見栄えなどの雰囲気や肩書き、組織の背景や規模などで決めてしまいがちになるような気がしています。
カウンセリングは良い商品を買うというよりは、良い出会いをするというように考えた方が良いと思います。
人と出会おうとしているのか、組織と出会おうとしているのかをとりあえず決めておいて、合理的な説明ではないのですが、人で選ぶ場合はカウンセラーの雰囲気を感じる、組織で選ぶ場合は組織の雰囲気を感じる、ということを目的に情報収集に取り組み始めると良いと思います。
情報を収集する
最近はインターネットでの情報収集が主流だと思います。
電話帳で調べるよりも、カウンセラーなどの考え方を知ることが出来ると思いますので、決断できるまで、じっくりと調べるのが良いと思います。
キャンセル料に関する考え方は、カウンセリングルームによってまちまちですので、予約を入れる前に確認しておいた方が良いでしょう。
知人がカウンセリングで良い経験をしていれば、そこを紹介してもらえれば良いのですが、カウンセラーとの相性の問題もありますし、今の日本では、他人にカウンセリングルームを紹介するほど、カウンセリングは浸透していないというところもあります。
口コミ(クチコミ・くちコミ)サイトなどを調べるのも一つの方法かもしれませんが、この手のクチコミ情報は、まだ、あまり出回っていないように思います。
このサイトにもクチコミ掲示板を設置しておきますので、情報があれば投稿して下さい。よろしくお願いします。
情報開示の程度
一概には言えませんが、次の情報のなかで開示されている情報が多いほど、カウンセリングルームの本気度を推測する参考になったり、或いは、利用者自身にとっての安心感につながるのではないかと思います。
- カウンセラーの個人情報(氏名・性別・年齢・資格など)
- カウンセリングルームの住所
- 連絡先(メールアドレス)
- 連絡先(固定電話番号)
- 料金
問合わせをする
少し惹かれるところが見つかっても、何となく不安な気持ちが残ることがあると思います。
そんな時は、問合わせの電話をしてみると良いと思います。
最近は、メールでの問合わせという方法もありますが、やっぱり、電話して、そこにカウンセリングルームがあることを実感しつつ、そこにどのような人が居るかを体感することは、Webでは得られない貴重な情報を得ることにつながると思います。
カウンセラーと話すことが出来れば、尚良いと思いますが、電話に出た人が、たとえ、受付けの人であったとしても、その人がどのように関わってくれるかということは、参考材料になると思います。
より良い情報を得るために、「問合わせの中で、何が確認できれば良いのか」と考えておくと良いでしょう。
もし、カウンセラーの雰囲気を知りたかったら、「カウンセラーの方とお話したいのですが、代わって頂くことは出来ますか?」などと頼んでみるのも良いかもしれません。
予約の撮り易さ(混み具合)
予約の撮り易さ(混み具合)が、流行っているのかどうかを判断材料になることがあります。
しかし、混んでいるからといって、それだけで、自分が期待している結果が得られるかどうかを判断することは危険です。
何週間も先まで予約が取れないというのは、次の2つの状況が考えられると思います。
- 新規の予約が立て続けにある為、新規の予約が途切れるのが何週間になる。
- 既存の相談者が、定期的にカウンセリングを受ける状態になっているため、継続相談者のカウンセリングが終結に至るまで、新規の予約を受け入れることができない。
前者の場合
カウンセリングルームの魅力によって流行っていると判断する材料になるかもしれません。
後者の場合
ある程度の期間、定期的に通うことが予測されるというだけで、自分の期待が実現できるかどうかについての判断材料にはなり難いのではないかと思っています。
あまりにも、予約が取れないようであれば、逆に、信頼性よりは危険性が高まるという考え方もできるかもしれません。
外部から、どのような状況で混み合っているのかという内情を判断するのは困難ですので、混み具合以外の情報も、しっかり収集しておくことが大切だと思います。
その他の情報
「カウンセラーの選び方」の解説のあるページ
ご紹介したページは、たまたま見つけたページで、探せば、他にも、たくさんあると思います。色々な考え方を知ることは、きっと参考になると思います。


最近のコメント
41週 21時間前
42週 14時間前
1年 10週前
1年 12週前