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2007/12/22 土曜日

ヤンセンファーマ、注意欠陥/多動性障害治療薬「コンサータ錠」を発売

Filed under: 症状・状態, 精神医療・薬 — admin @ 19:56:55

ヤンセンファーマ、注意欠陥/多動性障害治療薬「コンサータ錠」を発売

1.日本初となるAD/HD(脚注)への適応を有する薬剤です。
2.有効成分は、AD/HDの標準治療薬として、世界的なコンセンサスが得られている塩酸メチルフェニデートです。
3.AD/HDの中核症状である不注意、多動性、衝動性のいずれに対しても改善作用を示します。
4.1日1回、朝に服用することで、速やかに効果が発現し、服用後12時間効果が持続するよう設計された長時間作用型の徐放錠で、昼間、学校等での服用は不要です。

脚注:国内で承認された効能・効果は「小児期における注意欠陥/多動性障害(AD/HD)」です。

<AD/HDについて>
 AD/HDは、主に学齢期の児童に認められる不注意、多動性、衝動性を中核症状とする発達障害として分類される精神疾患であり、米国精神医学会による精神疾患の診断・統計マニュアル第IV改訂版(DSM-IV-TR)では、AD/HDの推定有病率として学齢期児童の3~7%に存在すると記載されています。
 不注意とは、注意力や集中力の持続が困難な状態で、何かを最後までやりとげることが苦手で、ケアレスミスや忘れ物、紛失なども多くなります。多動性とは、例えば授業中じっと席に着いていることができない、また席に着いていてもひっきりなしに体を揺らしたり、物をいじったりしている状態をいいます。衝動性とは、結果を考えずに行動する衝動を抑えられない状態のことで、順番を守れない、いきなり道路に飛び出すなどの問題行動となって表れます。
 AD/HDは、主な症状だけでなく、付随する症状や問題に対して適切な対処がなされないと、子供に十分な自尊心が育たず、やがては抑うつや情緒障害、非行、頻繁な転職といった二次的な問題を引き起こす可能性があります。従って、早期に総合的な治療を開始し、AD/HDに対する症状や問題に注意を払いながら、本人や周囲の関係者が適切な対応を学んでいくことが重要とされています。

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