(2)戦場再現 PTSD治療 : 連載 仮想世界の現実 : 企画・連載 : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
(2)戦場再現 PTSD治療 : 連載 仮想世界の現実 : 企画・連載 : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
米国にとって重大な社会問題になっている帰還兵の心の病気を、仮想世界を駆使した技術で治療する試みが、南カリフォルニア大で成果を上げている。
同大のアルバート・リッゾ助教授(53)が手がけているのは、PTSDの主要な治療法の一つである「暴露療法」。患者が心に傷を負った体験を繰り返し思い出し、それに慣れさせて、過去の事として落ち着いて受け止められるようにしていく。療法士との会話などを通じて思い出させる通常の手法の代わりに、リッゾ助教授は戦場を再現する仮想世界を2年がかりで開発した。
患者は、画像を表示するゴーグル(眼鏡)とヘッドホンを組み合わせたヘッドセットを装着。頭の動きを感知して、上下左右に動く画面を見る。
リッゾ助教授の仮想世界は、映像や音だけでなく、運転中の振動、戦地で何日も入浴できない兵士の体臭、イラク特産の調味料やラム肉の香りまで出せる。
催眠状態を利用すると、そこにはない過去の味覚や臭覚をはじめ様々な感覚を再体験できることは知られていますが、記事の文章から推測すると、この研究では、五感的な刺激も実際に外部から与えようとしているみたいです。
蛇足ですが・・・
再体験する目的は、その時に封じ込めた感情を吐き出し、それを他者に受容してもらう事で、自分自身を受容していくことだと思います。それが無ければ、ただの拷問でしかありません。