あなたはスピリチュアルな世界を信じていますか?

英語のスピリチュアル(英: spiritual)とは、ラテン語の spiritusからきた形容詞で精神的な、宗教的な、神の、精霊の、神聖な・・・などを意味します。 スピリチュアルな世界は、科学的に計り知れない世界なので、「全く信じていない」という人も多いですが、日本人の多くが実は、スピリチュアルな世界を信じています。 このページでは、具体的な例を挙げて、日本人とスピリチュアルの関係について見てみましょう。 「縁起が悪い」とは何か 事故物件の家賃が安くなる理由 「縁起が悪い」とは何か 何か特定のことをすると、不幸なことが起こったり、悪運を招いたりすると信じられていること。日本の中でも地方により、縁起が悪いと信じられていることは少しずつ異なりますが、例えば「仏滅」の日に結婚式をしたい、と思う人は今でもあまりいませんね。逆におめでたいことは、「大安」の日にすると、縁起が良く、なんとなく安心する人がほとんどです。 また、数字の八。漢字で書くと末広がりな感じがすることから、縁起が良い数字と言われています。ダジャレのような理由ですが、お正月のおせち料理の「タイ」は、目出度いに通じるから縁起が良いとされているなど、日本では昔から、言葉の持つ意味と、物の名前や形などが縁起に通じると信じられてきました。...

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平安時代とスピリチュアル

話題のNHK大河ドラマ!「光る君へ」、皆様ご覧になっていますか? 紫式部の源氏物語のドラマ版ですが、ドラマを見ていると、当時の人々がいかにスピリチュアルなことを信じていたかが感じられますね。 今日のブログ記事では、源氏物語に出てくる、というか源氏物語が書かれた平安時代、11世紀の日本で信じられていた、スピリチュアルな世界に関する言葉を解説します。 陰陽師と占い 物の怪 方違え 物忌み 陰陽師と占い 陰陽師は、古代日本の中務省の陰陽寮に所属する官職の一つでした。彼らは陰陽五行思想に基づいた技術を持ち、占いなどを担当していました。 陰陽五行思想は、古代中国から日本に伝わった、事象が陰陽と木・火・土・金・水の五行の組み合わせによって成り立つと考える思想です。...

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日本の武士道

日本の思想・哲学と聞くと、何を想像しますか? このページでは、現代日本人の思想・哲学の大きな根幹となっている考え方、「武士道」についてご紹介します。 武士道とは何か 7つの徳 武士道の名言 現代への影響 武士道とは何か 「武士道」とは、19世紀に、教育者、思想家であった新渡戸稲造が、日本の武士道を海外に紹介するために、英語で書かれた本の名前です。 もちろん、広い意味での「武士道」には、日本の武士の時代が始まって以来江戸時代までの思想が含まれますが、ここでは、「武士道」として広く知られている新渡戸稲造が提唱した武士道について触れます。 新渡戸稲造は、19世紀にアメリカやドイツに留学した後、札幌農学校教授になりましたが、体調を崩したことをきっかけにアメリカ・カリフォルニア州で転地療養した際に武士道を書き上げました。新渡戸自身は、キリスト教徒で、外国人から日本人の道徳意識の強さについて質問された時に、それを説明するために「武士道」を書くことを思い立ったのだそうです。...

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ブログ「日本のスピリチュアル世界」の紹介

「日本のスピリチュアル世界」と聞いて、何をイメージしますか?「スピリチュアル」というと、星占い、運気、風水系の言葉が思い浮かぶかもしれません。 スピリチュアルな世界が大好き、という方もいれば、スピリチュアルな世界なんて胡散臭い、全く信じていないという人もいると思います。 でも、普段は非科学的なことを信じないタイプの人でも、誰か好きな人ができると、恋愛占いをしてみたり、相手のことを魂の片割れだと感じたりすることがあるかもしれません。 宗教を信じない人も、家族など、大事な人が重病になったり事故にあったりした時は、ゲンを担いだり、祈りたくなったりするかもしれませんし、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、自宅を新築する時は、不動産業者さんに勧められるがまま、地鎮祭を行ったり、大切な人が亡くなった際には、普段は信仰心がないのに、戒名の格にこだわったりするかもしれません。 普段は目に見えないものを全く信じていない、と思っている人、スピリチュアルな世界をあまり信じていない人も、人生の節目になるような大きな出来事や、自分の力が及ばないかもしれないほどの大きな出来事を目の前にした時に、スピリチュアルな世界のことを思い出すことが多いことがわかります。 ブログ管理人の私は、もちろん現代的な科学的な考え方も、スピリチュアルな世界の考え方も、どちらも非常に興味がありますし、世の中には、科学では説明できないことがたくさんあると感じています。 日本のスピリチュアル世界は、古代から現代に至るまで、多様な要素が組み合わさっています。古代日本では、自然現象や季節の移り変わりが生活や信仰に大きな影響を与え、神々や霊的な存在への畏敬の念が根付いていました。山や川、森など自然の場所は特に神聖視され、神社や神社の祭りがそこで行われ、人々の信仰と結びついていました。 また、日本独自の霊性や精神性も重要な要素です。武士道や茶道、華道などの伝統文化は、個々の内面の探求や美意識の追求を通じて、スピリチュアルな成長や洞察を促します。これらの芸道や武道は、物質的な価値や功利性よりも、精神的な豊かさや内面の充実を重視する日本の精神性を体現しています。 最近ではヨガや瞑想などがストレスや不安を和らげ、内なる平穏やバランスを取り戻すための手段として広く受け入れられています。

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